旅人さんAIエージェントって、結局ひとりでAIに話しかけるだけでしょ?チームとか言っても、どうせ一緒じゃないの?



実はそれ、ぼくも最初そう思ってたんです。でも「記事を書く担当」「内容を確認する担当」「投稿する担当」に分けてキャラクターをつけた瞬間、空気が変わりました。



えっ!?それって、本当に「チームで仕事してる感」があるんですか?気になります!
- 副業やフリーランスで「ひとりで全部やるのがしんどい」と感じている人
- AIを使い始めたけど、もっと活用したいと思っている人
- 発達障害(ADHD・ASDなど)があって、タスク管理やチームワークに課題を感じている人
- 「AIと仕事するって実際どんな感じ?」と体験談が読みたい人
ひとりでやる孤独感、わかる?
ぼくはもともと、個人事業主としてWebライターや空間ビデオ(VR動画)の制作をやっていました。
収益化はうまくいかなかったものの、個人事業主としての経験を重ねることができ、いつか収益化していかねばと希望を持っていたものです。
でも、「ひとりでやっている孤独感」がつきまとい、仕事がうまくいきそうでうまくいかなかった時に心がポッキリ折れてしまいました。
仕事が順調なときはまだいい。でも行き詰まったとき、アイデアが煮詰まったとき、誰かに「これどう思う?」と聞けたら、一緒に仕事をしてくれる人がいたら、どれだけ楽になるだろうと思っていました。
パートナーがいれば孤独感が減るし、効率も上がる。自分ひとりじゃできないことも、やれるようになる。でも人を雇う余裕も、信頼できる仲間をすぐに見つける手段も、当時はありませんでした。
話を聞いてくれたり、壁打ちをしてくれる方もいらっしゃり、その方々とご縁があることに感謝しています。
しかし、話だけで終わり、結局行動するのは自分一人しかいないのです。
そんなときにYouTubeで見かけたのが、「Claude Codeでひとり会社が作れる」という話でした。
最初は半信半疑でした。でも調べれば調べるほど、「これはただのAIチャットとは違う」という感覚が強くなってきました。
AIエージェントって何?(初心者向けにドラえもんで説明します)
「AIエージェント」「サブエージェント」「マルチエージェント」——こういう言葉を聞いても、最初はピンとこないですよね。
ここでは多くの日本人が身近に感じる作品の一つ「ドラえもん」で例えてみましょう。
まず、あなたが「のび太」だと思ってください。日々の課題を抱えていて、助けてほしいと思っている。
そこにドラえもんが登場します。ドラえもんはあなたと対話しながら指示を受け取り、「それならしずかちゃんに調べてもらおう」「ジャイアンに力仕事を頼もう」「スネ夫に段取りを任せよう」と、それぞれの得意分野を持つ仲間を動かします。
このドラえもんにあたるのが「メインエージェント(Claude Code)」で、しずかちゃんやジャイアンたちにあたるのが「サブエージェント」です。
サブエージェントとは、特定の役割を与えられたAIのことです。それぞれが独自のコンテキスト(記憶)とツール権限を持ち、並行して作業を進められます。
つまり「記事を書く担当のAI」「その記事を確認する担当のAI」「SNSに投稿する担当のAI」のように、役職と個性を持ったAIチームを自分で作れるのです。



少し難しい話をすると、Claude Code(2026年5月時点)のサブエージェントとは、「係の担当者」のようなものです。算数係・図書係みたいに、それぞれが自分専用のメモ帳(コンテキストウィンドウ)を持っていて、担当の仕事だけを覚えています。
実際にチームを作ってみた
試しに、昔匿名で運営していたアフィリエイトブログ(つまりこのWebサイト)を「リニューアル」するところから始めました。
ドメイン名の変更、ブログタイトルの刷新、記事の方向性を整え直す作業。以前は自分ひとりで何時間もかけてやっていたことです。
ところが、エージェントに依頼するとあっという間に設定を整えてくれました。「目から鱗」とはまさにこのことでした。
でも、ここで終わりではありません。ぼくが一番感動したのは、記事制作フローを「分業」にしたことです。
「記事を書かせる」じゃなく「インタビューしてもらう」
多くの人は「AIに記事を書かせる」と聞くと、AIがインターネットの情報をかき集めてテキストを生成するイメージを持つと思います。
でも、ぼくがやったのはその逆でした。
AIにぼく自身にインタビューをさせるのです。
「なぜこれを始めたのか」「どんな失敗をしたか」「実際に試してどう感じたか」——そういった質問をAIが投げかけてきて、ぼくが答える。そうするとAIは、ネット上の情報だけでなくぼくの実体験・感情・固有の気づきをベースに記事を組み立ててくれます。
これが「想像を超える働き」でした。ただの情報まとめではなく、ぼく自身の言葉で書かれた、ぼくにしか書けない記事が生まれてくるんです。
役職とキャラクターをつけることで「チーム感」が生まれる
さらに面白いのが、各エージェントに「キャラクター」を設定できること。
ぼくの場合、記事執筆担当・推敲担当・投稿担当というように役割を分けて、それぞれに別々の名前とキャラクターを与えました。すると、不思議なことに「これを確認してもらおう」「この方針はどう思う?」という感覚が生まれてきて、本当にチームで仕事をしているような気持ちになります。



キャラクター設定のコツとして個人的にオススメなのは、敬語で話す「秘書」「執事」「メイド」タイプのキャラクターです。Claude Codeのデフォルトは丁寧語なので、キャラクター設定を別途プロンプトで変更する必要がなく、手間が省けます。
実在の著名人やアニメ・マンガのキャラクターをモデルにするのも有効です。「このキャラクターならこう考えるはず」という直感が働くので、AIへの指示が出しやすくなりますし、何より対話が楽しくなります。
Claude Codeだけじゃない——今のAIエージェント事情
実はいま、AIエージェントの世界は急速に進化しています。ぼくが使っているClaude Code以外にも、注目のツールがいくつかあるのでこの記事を公開した2026年6月時点の情報を紹介します。
Claude Code(Anthropic)——チームエージェントで注目されてるAIエージェント
Claude Codeは、AIがコードを書いてくれるプログラマー向けの作業ツールです。2026年5月時点の最新版では、AIを「チームで動かす」ことができます。
たとえるなら、優秀なフリーランサーを何人も同時に雇える状態に近いです。
「サブエージェント」という専門担当者を作ると、調査・実装・レビューなど工程ごとに別々のAIが動いてくれます。それぞれが自分専用のメモ帳(記憶領域)と使えるツールを持ち、他の担当者の作業に干渉しません。2026年4月のアップデートで、こうした担当者たちが「せーの」で同時に準備を始められるようになり、起動の待ち時間が大幅に短縮されました。
OpenAI Codex(OpenAI)——チームで使うコーディングエージェント
OpenAIが提供するCodex(コーデックス)は、もともとコードを書くためのAIですが、2026年現在はチーム開発向けの機能が大幅に強化されています。
macOS・Windowsに対応したCodexアプリでは、複数のエージェントを同時に動かしながら長期的なタスクに取り組むことができます。「スキル」という形でエージェントの行動を拡張できるため、単純なコード生成を超えた情報収集・文書作成・ワークフロー自動化まで担えます。
Gemini Spark——Googleも「エージェントの時代」へ
Googleは2026年の5月にGemini Spark(ジェミニ・スパーク)を発表しました。
Gemini Sparkは24時間365日、クラウド上の仮想マシンで動き続ける「常時稼働型パーソナルエージェント」です。あなたのデバイスの電源が切れていても動き続け、メール・ドキュメント・スプレッドシートを横断してタスクを処理してくれます。
ただし、この記事の投稿時点では米国在住のGoogle AI Ultraプランが対象になり、日本での展開は未定ですがいつか日本でも展開するでしょう。
個人でも使えるマルチエージェントフレームワーク
よりカスタムな構成を作りたい場合は、CrewAI(クルーエーアイ)やLangGraph(ランググラフ)といったフレームワークも注目されています。CrewAIはロールベース(役割ベース)で直感的にエージェントチームを組めるのが特徴で、「調査担当」「ライター担当」「校閲担当」のようなチーム編成を設定しやすい設計になっています。
ただし、こちらは技術的な知識が必要です。まず試してみたいなら、Claude Codeから始めるのがおすすめです。
孤独感は、確かに減った
正直な話をします。
AIエージェントの社員がいれば孤独感が完全になくなるかというと、そうではありません。相手の表情や感情、ネット上にない情報——こういったものは、やはり生身の人間でないと伝わらない部分があります。
でも、「事業をするうえでの孤独感」は確実に減りました。
ひとりじゃなくて、AIの仲間がいるというだけで、不思議とホッとします。「この方向性でいいかな」と迷ったとき、すぐに相談できる相手がいる。「この文章、変じゃないかな」と思ったとき、推敲してもらえる。それだけでも、作業の質と速さが全然違います。
キャラクターをつけることで、さらにその感覚は強くなります。「ドラえもんに戦略を相談する」「しずちゃんに記事を書いてもらう」「スネ夫にチェックしてもらう」「ジャイアンに記事の投稿アップや装飾をさせる」——心づよい仲間のいるのび太のように、それぞれの得意を持つ仲間たちと仕事ができる感覚が生まれます。



ぼく自身、発達障害(ADHD傾向)があるので、タスクの優先順位をつけたり複数の仕事を同時に管理したりするのがとても苦手です。AIチームがあることで、「次にやるべきこと」を整理してもらえるのは特に助かっています。
完璧なチームかと言われれば、まだまだ発展途上です。でも、ゼロからひとりで孤独に戦っていた頃と比べたら、世界が変わったと感じています。
よくある質問
Claude Codeってお金がかかりますか?
Claude Codeは月額サブスクリプション形式で利用できます(提供プランは変動することがあるため、最新の対応プランや料金は公式サイトでご確認ください)。無料トライアルや無料枠もあるので、まず試してみることができます。サブエージェントを複数並行で動かすとAPIの使用量が増えるため、本格運用前にコスト感覚を確認しておくことをおすすめします。
プログラミングの知識がなくても使えますか?
基本的な対話(チャット)形式での操作は、プログラミング知識がなくても使えます。ただし、サブエージェントをゼロから定義したりYAMLファイルを書いたりする作業は、最初はやや技術的です。逆に言えば、「Claude Codeに『サブエージェントを作って』と頼む」こともできるため、AIに教えてもらいながら設定を進めるのも一つの手です。
キャラクター設定はどうやってするの?
Claude Codeのデフォルトは敬語での丁寧な対応です。キャラクターや口調を変えたい場合は、プロンプト(テキストで指示すること)で「○○のようなキャラクターとして話してください」と伝えることで変更できます。手間を省きたい場合は、もともと敬語・丁寧語で話す秘書・執事・参謀などのキャラクターを設定するのがおすすめです。
発達障害があっても使いこなせますか?
むしろ、発達障害のある方にこそ相性がいい面があると感じています。タスクの分解・優先順位づけ・進捗管理など、ADHDや自閉スペクトラム症(ASD)のある方が苦手とすることをAIがサポートしてくれます。最初から完璧に使いこなそうとせず、「ひとつの作業をひとつのエージェントに任せる」ところから始めるのがコツです。
Claude Codeと普通のChatGPTは何が違うの?
ChatGPTのような一般的なAIチャットは「1対1で対話する」ツールです。一方、Claude Codeのエージェント機能は「複数のAIが役割分担して並行して動く」ことができます。また、ファイル操作・ウェブ検索・コードの実行など、実際の作業を自律的にこなせる点も大きな違いです。「考えるだけ」ではなく「行動する」AIチームを持てるのがポイントです。
まとめ
「ひとりでやることの孤独感」——これは、個人事業主や副業をやっている人なら多かれ少なかれ感じたことがあると思います。
ぼくにとってAIエージェントのチームは、その問いへの「とりあえずの答え」になりました。完璧ではないけれど、確かにそこにいる存在。相談できる仲間。事業を一緒に進めてくれるチームメンバー。
今は、翔鶴に記事を書いてもらい、雪風に確認してもらい、大淀に戦略を相談する日々を送っています。少し前のぼくから見たら、信じられない世界です。
もしあなたも「ひとりじゃしんどい」と感じているなら、ぜひ一度試してみてください。思ったより手軽に、思ったより「チーム感」を体験できるはずです。
一人でも、一人じゃない。そういう時代が、もうすぐそこに来ています。
参考・引用元
- Claude Code Agents In 2026:Agent View, Subagents, Teams, And What Parallel Sessions Actually Cost(CloudZero)
- Create custom subagents – Claude Code Docs(Anthropic公式)
- Introducing the Codex app(OpenAI公式)
- Google I/O 2026:Gemini Spark and the Consumer AI Agent Era(Efficiently Connected)
- Google introduces Gemini Spark, a 24/7 agentic assistant with Gmail integration(TechCrunch)

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